ムクナ豆の選び方
ムクナ豆のL-ドーパは
簡単に失われてしまいます
なぜ『ムクナ豆』を選びましたか?
悩みをサポートするムクナ豆のカギは「ドーパミンの元、L-ドーパ」しかし、ムクナ豆のL-ドーパはとっても繊細。扱い方によっては簡単に失われてしまいます。
あなたの選ぼうとしているムクナ豆のL-ドーパは失われていませんか?
初めてムクナ豆を試してみようかなと考えている方、今ムクナ豆を試している方。
「危険」「効果なし」と判断する前に、このページで正しいムクナ豆の食べ方、商品の選び方を5つご紹介します。
1
豆 それとも 粉末?
引用:第29回日本未病学会学術総会 大阪河﨑リハビリテーション大学 河野良平講師
「ムクナ豆(Mucuna pruriens)製品中に含まれるL-DOPA量の比較」
生のムクナ豆は通常4.8%程のL-ドーパを含み、その含有量はソラマメのおよそ20倍になります。しかし、豆を生食すると消化不良を起こす「トリプシンインヒビター」という成分が含まれていて危険です。これを避けるために十分加熱することが大切です。
豆
生豆を食べられる固さまで3時間ほど煮込む必要があり、また煮込み中にL-ドーパが煮汁に流れ、どんどん失われていきます。煮汁の黒さは酸化しているから。水で酸化して失われてしまうんです。生豆から家庭で食べられるようにするには、調理しにくくL-ドーパも安定しません。
粉末
上図にあるとおり、粉末になっているものが生豆、煮豆と比べて安定したL-ドーパが保持できています。焙煎豆と焙煎粉末が、現在最もL-ドーパが安定する形です。ただし、適切な焙煎と湿度温度管理されていること。ムクナ豆のL-ドーパは非常に繊細です。
L-ドーパが管理された粉末を選ぶ
- ●生豆は煮込むとL-ドーパが失われてしまう
- ●焙煎豆と焙煎粉末がL-ドーパが安定している
- ●熱に弱いムクナ豆のL-ドーパを、適切な焙煎と湿度温度管理されていることが大切
2
粉末やお茶、色は何色?
まず、加工処理する過程で熱によってL-ドーパは壊れてしまう場合があります。低温だとエグ味が残り、高温は香ばしくおいしくなりますがL-ドーパはほどんど壊れてしまいます。焙煎方法と温度管理が非常に難しく、一朝一夕にはL-ドーパを保持する粉末やお茶はつくれません。ムクナ豆製品を購入する際には注意が必要です。
一つの判断基準としては粉末またはお茶(ムクナ豆100%の場合)の色を見ること。色が薄い場合はL-ドーパが多く、色が濃い場合は高温で焙煎しているためL-ドーパが壊れてしまっている場合があります。
高温で焙煎しすぎていない粉末を選ぶ
- ●ムクナ豆の加工処理の過程で熱でL-ドーパが壊れているかも
- ●低温だとエグ味残るがL-ドーパは壊れにくい
- ●高温だと香ばしく美味しいがL-ドーパは壊れてしまう
- ●色の濃さが焙煎具合の一つの判断基準に
3
日本在来種(八升豆)国産か、
外来種国産か、外国産?
現在日本で販売されているムクナ豆は大きく分けて3種類あります。日本在来種(八升豆)国産か、外来種国産、外国産です。
日本在来種(八升豆)国産は、国内栽培で最も収穫量とL-ドーパ含有量が安定しています。日本の風土に根差した最適種といえます。
また、高齢化がすすみ問題となっている「耕作放棄地」の活用にムクナ豆が生かされています。ムクナ豆の鞘の毛に含まれるムクナインという毒素は肌の痒みや結膜炎を引き起こしますが、日本在来種にはこのムクナインがほとんど含まれない貴重な種で、生産者の健康にも優しい品種です。
日本在来種(八升豆)の復興が、12年前から和歌山県が推進しており和歌山と滋賀県が産地になっています。
日本在来種(八升豆)
和歌山、滋賀県産
日本在来種
外来種国産
ブラジル産
スリランカ産
インド産
などの外来種
を国内で栽培
外国産
ブラジル産
スリランカ産
インド産
外来種国産というのは、近年、ブラジルやスリランカ、インドから新たに外来種のムクナ豆(外国産ムクナ豆)が持ち込まれ国内で栽培が始められているものです。収穫量やL-ドーパ含有量が不安定で、鞘に含まれる毒素ムクナインが多く、収穫や脱粒には結膜炎や激しい肌の痒みなど苦痛が伴います。
日本在来種
(八升豆)
青々した状態から樹の上でしわしわになりながら黒くなる
大豆に似た色合いと大きさの豆
外国産
外来種国産
外国産ムクナ豆はしわしわになる前に黒くなる
日本在来種より少し大きめの豆や、まだら、黒い豆
国産=日本在来種のムクナ豆を選ぶ
- ●日本在来種(八升豆)国産は、国内栽培で最も収穫量とL-ドーパ含有量が安定
- ●外来種国産はブラジルやスリランカ、インドから新たに外来種のムクナ豆が持ち込まれ国内で栽培
- ●外国産はブラジル産が多い
4
L-ドーパ含有量の表記は?
どのくらいL-ドーパは含まれているか、表記はありますか?ムクナ豆の原料の段階で検査されていても、加工の過程の焙煎や、保管方法などによってL-ドーパはどんどん失われてしまっているかもしれません。
大切なのは口に入る時のL-ドーパ量。だから加工後にも測定がされ、正しいL-ドーパ量の表記がされているかは選ぶうえで大切なことです。
L-ドーパ量の表記がされている
- ●L-ドーパの含有量の表記がある
- ●原料・加工後どちらもL-ドーパが測定されているかが大切
5
新鮮な青い豆か完熟乾燥豆?
ソラマメのような青い状態で収穫するとL-ドーパの含有量が少ない上に酸化が始まりL-ドーパが失われていきます。蔓につながったまま、しわしわぱりまりまで成熟乾燥させるとL-ドーパが最大になり、収穫後も安定することが分かっています。
遅摘みは作業する側としては楽ですが、樹上で風雨にさらされ、カビや虫が付く原因となり品質低下を招きますので注意が必要です。
当社では、完熟する都度、手間ひまかけて複数回の収穫を行っています。
しっかり乾燥させた完熟豆を選ぶ
- ●若い豆は酸化によりL-ドーパが失われていく
- ●完熟、成熟乾燥でL-ドーパは最大量に
- ●完熟豆は若い豆のおよそ4~5倍L-ドーパが含まれる
CHECK!
ムクナ豆の選び方
- L-ドーパが管理された粉末を選ぶ
- 高温で焙煎しすぎていない、色の薄い粉末を選ぶ
- 国産=日本在来種のムクナ豆を選ぶ
- L-ドーパ量の表記がされている
- しっかり乾燥させた完熟豆を選ぶ
私たちが大切にしているのは、お客様の口に入るときのL-ドーパの量を正確にすること。蔓につながったまま、しわしわぱりまりまで乾燥させたムクナ豆を収穫後、各農家ごとにL-ドーパを測定し、製品完成後にも測定、お茶などの製品はお湯につけた後とお湯の中のL-ドーパ量を時間を分けて測定、データで管理し、ムクナ豆のL-ドーパを保持するよう商品開発しています。
なぜなら、2013年から10年以上、友の会の方や悩んでいる方のために開発してきたから。
近年、ムクナ豆が注目されてきていますが、市場に出回る製品に、L-ドーパの表記がなく測定をしているか分からない商品が多くあることに危惧しています。
せっかくムクナ豆に興味を持ってくださったお客様に、このページを読んでいただき、正しく選んでいただければ幸いです。
- 焙煎方法と温度管理でL-ドーパを管理
- 日本在来種(八升豆)国産100%
- L-ドーパを原料・加工後も測定し保持
- 「完熟豆」のみを使用
関連ページ
ムクナ豆に含まれているLドーパはドーパミンの前駆物質(一つ手前の化合物)で、神経伝達物質として重要な役割をもつ前駆アミノ酸です。
いきいきと活動するために必要なドーパミンの元となる物質で、加齢により不足しやすくなるといわれています。
一度にたくさん摂取して、効果が高まるものではありません。少量から始め、お身体に合う量を見つけて継続いただくことが大切です。
食べ過ぎや薬との併用で効果が出過ぎてしまうと、不随意運動、低血圧、幻覚などが起こる可能性がありますが、これらの症状はムクナ豆の摂取量を減らすことで防ぐことができます。
薬を服用中あるいは通院中及び妊娠・授乳中の方、乳幼児の方は、医師にご相談のうえお召し上がりください。
・ホームページのお買い求めページ
・メール(mucuna@wanomiraika.com)
・電話(073-481-4543)
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