開発日誌

「ムクナ豆のお茶」はL-ドーパが入ってない?! お茶編-第1回-

「ムクナ豆の粉末ちょっと飲みづらい…」「もう少し手軽に摂りたい!」
「外出先でも摂れる商品はありませんか?」
そんなお客様の声をいただき、ムクナ豆の新製品「お茶」をただいま開発中です!

新製品開発にあたり、開発チームはまず、
はたらくムクナ豆【焙煎粉末】をティーパックに入れて試飲しました。

しかし…
「ん~、これはお茶とは言えないよなぁ。」
「お茶として風味良く美味しく飲んで頂くにはどうしたら良いのか…」
そこで、焙煎専門会社やお茶製造会社など、数社にムクナ豆を見て頂き調査しました。

それと同時に…
大阪河﨑リハビリテーション大学の協力のもと、他社市販品8種類を同条件で比較測定しました。

 

製品比較
L-ドーパ含有率(100gあたり)
※製品のムクナ豆中の割合 2022年10月5日測定

測定の結果…
なんと、ほとんどのお茶のL-ドーパは壊れていることが判明!

粉砕時の豆の形状、焙煎温度、ティーパックの素材次第でL-ドーパがほとんど抽出できて
いないことがわかったのです。
「Lドーパが全然含まれていない商品を買われているお客様がいるなんて…涙」

「どうして壊れてしまうのか?」
その原因を探っていくと、それは美味しいお茶づくりのためだとわかりました。

専門家曰く、お茶としての美味しさのためには強めの焙煎が必要。
しかし…Lドーパは熱に非常に弱く、焙煎しすぎるとLドーパが無くなってしまうのです!

開発担当は適切な焙煎温度と形状を実験して開発を進めています。
(研究室で焙煎→即測定をすることも!)

焙煎中
焙煎中…焙煎中…

次回はお茶の開発に試行錯誤…本当に完成するのか??
続報を今しばらくお待ちください。